ミミズ日誌

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 中日新聞 2008年1月28日

 古紙配合率偽装の拡大で、文房具や事務用品メーカーが、再生紙の使用を控え始めた。消費者の間にも古紙分別への不信が広がっている。でも、ここで考えたい。何のためのリサイクル?

 「再生紙に対し、高い白色度・過剰に高い品質・低コストを求めてしまった、製紙会社・企業・消費者・国等による社会構造に原因があると考えます」

 古紙配合率偽装問題を受け、名古屋市のNPO法人(特定非営利活動法人)中部リサイクル運動市民の会が出した声明文だ。

 中部リサイクルは一九九〇年から、新聞古紙100%の再生紙「エコペーパー100」を流通させている。目的は「紙は真っ白でなくていい。家庭から出る新聞古紙をごみにしたくない」というのに尽きる。

 “業界ぐるみ”といわれる大規模な偽装の発覚を受けて、文房具や事務用品メーカーなどの再生紙使用中止、上質紙への切り替えが相次いでいる。製紙業界側は「古紙配合率を上げると品質が維持できない」と、偽装の原因を技術的な問題にすり替えているようだ。

 再生には漂白剤が必要になることや古紙を溶かす熱源の重油が二酸化炭素の発生源になることから、かえって環境に良くないような旧来の反論も蒸し返されている。

 中国の大量需要で、古紙が足りなくなったせいもあるという。

 中部リサイクルが生産を委託する地元の中堅製紙会社は、薬品処理を最小限に抑え、その代わり白色度を60%(新聞古紙が55%)にとどめている。原油高の影響で重油は使わず、建築廃材を燃やしている。チラシや雑誌に使うには、何の支障も出ていない。

 冷蔵庫や洗濯機が「白もの家電」と呼ばれるように、日本人は白さを好む。「白色神話」の圧力が大規模な偽装表示につながった。「賞味期限神話」の圧力が食品偽装に行き着いたのとそっくりだ。

 グリーン購入法が定める「古紙配合率100%」「白色度70%」という数字や表示が独走し、何のためのリサイクルかという本質がなおざりにされてしまったようだ。要は、古紙がごみにならねばよいのである。

 政府や製紙業界は、いたずらに数字を追わず、森林保護の現状や古紙の発生量、製品の用途に合わせた適正な配合率の再生紙を安定的に生産、供給してほしい。

 そして消費者が地域の資源循環に取り組む意欲をそがぬよう、古紙再生や流通に関する情報をきめ細かく、開示、提供するよう求めたい。



 古紙リサイクルは中国の人々に役立っています、と説明すればどうでしょうか?
 排出権取引のような感じで、日本は新品の用紙を使う分、古紙の輸出や植林で
 代用するとか?
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